「ささやかな楽しみ」がある人とない人

COLUMN /

No.181_top_パターン2

 

ウツウツとばかりしていられない

 毎年2月・8月は閑散期といわれますが、例年以上に今年の2月は仕事関連だけでなく、気分もウツウツとしている人も多そうです。

 もう2年以上も制限のある生活を強いられているなかで、人間はみんな学んでいるもの。自分がどうすれば“ラク”でいられるか?それがわかってきているようです。

 がんばるのはある程度、時期が決まっているからできること。かといって怠惰な生活をずっとしていると、“ラク”ではなくて、どこか満たされなさを感じてしまいます。

 真冬の寒さがきびしい2月は活動的になれないのはみんな一緒。半分は冬眠の時期と考えるといいのかもしれません。

 冬眠といっても、ひたすら寝ているのではなく、心身ともにパワーチャージの時期と考える、春に向けての仕込みの時期と考えるーーー自分が無理のない過ごし方をするのがよさそうです。

 そんな2月ですが、結構、あるなしで大きく違うのが、自分一人の「ささやかな楽しみ」。この冬眠期間は、これのあるなしで毎日の充実度が違う。

 

 

自分が楽しければいい!という割り切り

 周りに聞いてみたところ、それぞれみんなささやかな楽しみを見つけている様子。でも、聞かれれば言うけれど、自慢するわけでもなく、SNSでアピールするでもなく。そんなところが日常生活に根付いていることの表れのようです。

 ささやかな楽しみが「温活」という女子は、

 冷えは万病のもと、ということで「体を温める」ことをひたすやる。食べ物から衣類、グッズまで、ネットで買ってお試しするのが今の楽しみ。

 ある男子は、最近の楽しみは、「自宅周辺ランチスポット検索」

 オフィス街でない健康系のランチスポットを探して行ってみる。最近、オーガニックや無農薬をうたったお店に行くと、意外にも男性一人客が多いのですよね。

 その他、「ネットフリックス鑑賞」「ネットショッピング」etc・・・・・・ 

 要はなんでもいいのですが、滅入りがちな2月のこの時期、「ささやかな楽しみって何?」と聞いて、パッと答えらえるものを持っている人は、強い!といえます。 

 自己満足のささやかな楽しみ、これがあれば灰色の冬空も明るく見えそうです。さて、あなたは何かありますかーー?

 

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