春に何か始めることがメンタル不調になる!?
「何があってもおかしくない時代」と言われても少し前までは他人事のように聞いていた人も多かったはずです。
ところが、2年以上もコロナに翻弄され、世界情勢も心配なところに、自然災害も起きてしまうという2022年の春。東京では電力不足の恐れがあると、初めて「需給逼迫(ひっぱく)警報」が出されました。
明るい気分にはどこかなりきれない、まだまだ先が見えない毎日です。
新年度に大きく環境の変わる人が多いためなのか、春はメンタル不調に陥る人が多く、昔から精神科医の間でメンタルの状況が悪くなる時期として有名だそうです。
春は気分一新、何か新しいことを始めましょう!
―――というのも、メンタルには良いことではないといいます。
黙っていても周りの環境が大きく変化する時期に、自分から「何か始める」という変化を与えることがストレスになってしまう人もいるーーー。
私自身、専門家の方のこのような視点を聞いて、これまでの固定観念が覆されたような気分になりました。自分の意志とは違うところでめまぐるしく変わっていく環境に適応するだけでも、変化の連続であることは確かですね。
「どうにかなるよ」と言える人とは?
では、こんな変化の時代でも、良好なメンタル状態を保てている人はどんな人なのか?
周りの人を見たり、話を聞いたりした個人的な意見ですが・・・・・・
「どうにかなる、と思っている人」が強い!と感じます。
こう思える背景には、「どうにかなる」と思える、確固たる自信が自分のなかにある人です。この「自信」というのが、大手企業にいる、高収入であるから、安定しているからというポイントではなく、何かしらの「抜きどころ」をもっている人なのです。
周りを見ていても、どこか張りつめている人はやはりメンタル状態が良い人は少なく、もちろん仕事はきちんとやっていながらも、うま~く抜きどころで抜いている人はやはり芯の強さをどこかに感じます。
意識的にそうしている人も多いのか、悲観的なことにも「どうにかなるよ」というコメントが実際に出てきたりもします。
もう一つ感じたのは、この「どうにかなる」という人は、自分への相応の(決して過剰でない)自信があることです。その自信の源が、経験であったり、財力であったり、家族や友人であったり、と人それぞれ違うところが個性の表れなのでしょう。
不安的な時代の変化の多い時期ですが、「どうにかなる!」と思いながら、少しでもラクに過ごしていきたいですね♪