話しが上手い人ほどオンラインがツラい理由

COLUMN /

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できると見えてくるのが新たな課題

 オンラインが一般化して早3回目の春。

 一昨年は、慣れない変化にあたふたしていて、去年はひと通り使いこなせるようになって、そして、慣れて使いこなせるようになった今年はというと・・・・・・一歩先行く、新たな悩みが出てくるものです。

 「できるようになると、さらに先が見えてくるもの」。

 進化し続ける人というのは、これを繰り返す人のことだと、改めて思います。

 今回、オンラインMTGで受けたのは、オフィシャルな場のオンラインでお困りのごとへのご相談でした。

 現在はオンラインとリアルのハイブリッド方式が主流です。

 今後、コロナの状況によってリアルの人数制限はなくなったとしても、会見や発表などのオフィシャルなシーンでのオンラインがゼロとなることはないでしょう。

 オンラインのカメラの向こうには、数えきれない人が何千人、何万人という人がいます。リアルのその場の緊張感とは違った大きな波及効果を踏まえた緊張感をスピーカーは持たなければいけません。

 まず、何よりもこの前提条件を知っておくことが大切です。

 

オンライン特有の自分の弱点を知る

 一般的に「話が上手い人」との自負がある人のほうが、オンラインに苦労しているようです。

 その理由は、「思うように伝わらない」というジレンマがあるからです。

 それが話し方という単純なスキルの問題でなく、リアルではその場にいる人を巻き込むことができたのに、オンラインではその術がなくなってしまったようなイメージです。

 オンラインには、オンライン特有のポイントがあることは、まず、知っておかなければいけないことです。

 そのポイントに対して、客観的に見た自分自身はどうなのか?

 それを知らないままやってしまうとーー

 「一本調子に聞こえる」

 「感情が入っているように聞こえない」

 「落ち着きがないように見える」etc・・・

 話しが上手いと言われる人には、今まで言われたことのないような評価につながることもあるのです。

 「話が上手い」と言われたことがある人、自分でも自信がある人、こんな人こそ、リアルの評価がオンラインでも通用する、そんな自分に合った新たな一手をうつときですね。

 さらなる進化とレベルアップで、自信を取り戻していきましょう! 

 

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