ただただ寝ていた飲まず食わずの2日間
忙しいとき、「疲れた~」「寝不足だ~」と言ってしまいがちですが、反省の意味を込めて、最近の出来事を記しておきます。
11月末のこと。体調不調で丸々2日間、寝込んでしまいました。
6年前のお正月にインフルエンザに罹った記憶はあるけれど、寝込むほどの体調不良というのは、これまではありませんでした。
職業人としては、本来あってはいけないことですが、今の時期、体調不良で人にお会いするほうがご迷惑をかけてしまいます。ビジネスランチ、打ち合わせ、懇親会など予定もキャンセル。
熱もせきもなく、ただただ倦怠感が強く、ひたすら寝ているだけ。筋肉痛も少し感じるので、夜になると熱が出るか、出るかとドキドキしていましたが、結局は、平熱のまま。
飲まず、食わずの2日間。ただただ寝ているという冬眠のような丸々2日。普段ならば、堕落した生活と感じてしまうような2日ですが、それを感じることもなく、ただただ寝続けた2日。
改めて感じたことですが、この歳になってもこんなに眠れるものなのですね。
主治医の先生によると、熱が出ないインフルエンザもあるけれど、私の場合は、疲れがたまっていたのではないか、とのことでした。そこまでの自覚は、本人にはまったくなかったのがコワいところです。
満たされていない状態がたまっていった結果
いつもであれば、体調が悪いと感じると、頭のなかで、仕事のスケジュールと調整をどうするかを考えますが、今回はそれを気にする間もなく、ただただ眠っていたのです。
本当に「冬眠」しているように。
確かに睡眠不足が続いていた、気がします。睡眠時間だけ見ると、極端に少ないわけではありません。ですが、眠りが浅いのか、いつでも寝不足気味でした。
朝の挨拶にさわやかさが感じられない、「おはよう!」と同時に、「眠いわ~」「寝不足」と出てしまう感じです。
日々の小さな疲れはそのときは気付かないもの。身体の疲れだけでなく、メンタルの疲れもあること。その疲れを癒すのが、睡眠であること。睡眠が上手にとれるだけで生活の質は大きく違ってくること。
そんなことをうつらうつらする頭で考えながら、その一方で、「いつまで冬眠していて大丈夫だろう?」「いつ冬眠から覚めようか?」「このままずっと寝ていたい……」という思いも。
結局、週末の友人と会う約束をしていて、それに行くために、「えいや!」と勢いづけたことで、体調的にも、気分的にも、私の冬眠は終わりました。(Mちゃん、冬眠から目覚めさせてくれてありがとう!)
当たり前のことですが、「睡眠は大事」。それを軽んじるなかれ。
「眠い~」「寝不足~」を恥ずかしげもなく口にしている、自分はとてもカッコ悪いと自覚しました。深く反省―――。